米フロリダ州ペンサコーラの海軍施設で6日発生した発砲事件は、現地で訓練を受けていたサウジアラビア空軍兵士が容疑者とみられており、当局はテロの可能性を視野に捜査している。今回の事件では、3人が死亡し、7人が負傷した。容疑者も死亡し、共犯者はいない模様。通報を受けて駆け付けた保安当局者らと容疑者の間で銃撃戦があったという。ペンサコーラを含む地区選出のマット・ゲーツ下院議員(共和、フロリダ州)は地元テレビに対し「今回の事件は確実にテロ行為と言える。職場での暴力ではない」と明らかにした。現在、米連邦捜査局(FBI)が捜査を担当しているという。ペンサコーラ基地では、米国が同盟国と提携して、外国軍兵士を訓練するプログラムが行われている。
フロリダ海軍施設で銃撃、容疑者はサウジ兵士
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