臨時国会は政府与党の「2勝1敗」、「桜を見る会」追及は“不発”
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国民投票法改正は不成立
日米貿易協定は承認

 12月9日に臨時国会が終了した。10月4日に召集され、会期の長さは第2次安倍政権発足以降、臨時国会としては2016年秋の83日間に次いで、2番目という長丁場だった。

 一方、内閣が新規に提出した法案(閣法)は15本と、第2次政権以降、18年に次いで2番目の少なさだった。

 提出法案の目玉は、議員立法で18年の通常国会から継続審議になっている国民投票法改正案だった。それと、法案ではないが、日米貿易協定の承認だ。政府は必要な国内手続きを経て、年内にも発効させたいからだ。

 国民投票法改正案は成立せず、自民党がもくろんだ憲法議論は前に進まないままだった。しかし、日米貿易協定案の承認はできた。提出法案はほぼすべてが通ったので、安倍政権としては2勝1敗だろう。