「安倍問題」になった「桜を見る会」疑惑の“病の重さ”(仮)
Photo:Tomohiro Ohsumi/gettyimages

 私物化や首相後援会による地元招待者への寄付疑惑が表面化した桜を見る会問題は、安倍首相自身や昭恵夫人が招待者選定に関与していたことが明らかになり、「安倍問題」の様相だ。

 桜を見る会の来年の中止を決めて「早期幕引き」しようとしてきた首相だが、自らを直撃する公選法違反などの疑惑が膨らむ中で逃げ道がなくなってきた。

 自民党内は「様子見」の状況だが、求心力を失いレームダック化していく瀬戸際だ。起死回生を狙って、来年の通常国会冒頭で衆院解散にうってでることも現実味をもって語られている。

狂った「早期幕引き」シナリオ
招待者選定で「関与」認めた首相

「私自身も意見を言うことがあった」と、招待者選定での関与を参院本会議の答弁で認めた11月20日は、首相にとっては通算の首相在職日数が計2887日になり、憲政史上最長となった「記念の日」だった。