稼ぐ人は基本的に
「結論」から話す

 ビジネスは「結論」がすべて。

「結論」から書き始めることで、読者の関心を引き寄せて、その先を読んでもらって「稼ぐ話力」を身につけてもらおうという考えです。これが、僕なりの「稼ぐ文章力」です。

 もちろん「稼ぐ話力」も同じです。

 稼ぐ人は基本的に「結論」から話します。

 稼ぐ人は最初に「結論」を話し、相手の関心を一気に引き寄せます。

 続いてなぜその結論に至ったかの理由、その理由を具体的な事例で説明します。そして最後に再び結論で締めるというテクニックを使います。

 このテクニックを使うと、結論はもちろんのこと、話の要点が相手の記憶に残りやすく、理解も深まりやすいのです。過不足なく、短時間で説明できる理想的な話し方と言えます。

 結論から始まり、結論で締める──これが稼ぐ人の話し方です。

 稼げない人ほど、「丁寧に話そう」とするものです。

 言ってみれば、完璧主義者。

 ただ、人間は完璧に行動することなどできないのですから、完璧主義を目指すこと自体がナンセンス。完璧主義では稼ぐ人にはなれません。なぜなら、行動に移すまでに考えすぎるからです。その分、後手を踏んでしまいます。

 会計監査の仕事は完璧を求められるように思われますが、そうではありません。

 すべてを完璧にしようと思えば、すごく時間がかかります。重要な部分、絶対間違えてはいけない部分は完璧になるまで慎重に見ますが、すべてがそうではありません。端折れる部分はうまく手を抜かなければ、いつまで経っても仕事が終わらず、「仕事が遅い会計監査」と評価されてしまいます。

 稼ぐ人はいつも「100点満点」を狙いません。

「100点満点」が難しいときは「合格点」を狙います。