第1位「深い意味でもいいんですよ。」
今年一番、見る人を幸せな気持ちにした記者会見だったかもしれません。
山里亮太さんと蒼井優さんが電撃結婚を発表。ドラマティックなスピード婚を決めたお二人からは、たくさんの名言が飛び出しました。なかでも、きわ立っていたのがプロポーズまでのお二人のやりとりです。
「重いと思わないでいただきたいんですが、深い意味はないけど、鍵を渡してもいいですか?」という山里さんに対し、蒼井さんは
「深い意味でもいいんですよ。」
と答えたそう。
鍵を差し出した男性にとって、これほど胸にキュンとくる返事があるでしょうか。カラダに電流が走るようなトキメキを感じてしまいますよね。
さらに山里さんは、蒼井さんに告白する際の覚悟を訊かれてこんな風に語っていました。
「こんな打席に立たせてもらうことは二度とない。ここはバットを振らないと後悔する」
まさに、「非モテキャラ」からの一発逆転ホームラン!
それまで培ってきた山里さんの人間的な魅力が、届くべき人に届いたのでしょう。
どうぞ末永くお幸せに!!
以上、佐々木圭一が独自に集めたコトバから、独断と偏見で選んだ「伝え方グランプリ2019年」ベスト10でした。
今年は、悲しいことも嬉しいこともありました。ここでご紹介したコトバたちは、届いた人たちをそっと抱きしめてくれたり、背中を押してくれたりしました。
2020年は、日本にとって記憶に残る年になるでしょう。たくさんの素敵なコトバに出逢えますように。