248×5の計算を裏ワザで解いてみる
では次に、248×5の計算です。瞬時に暗算できるでしょうか。
すぐにぱっと答えるのはなかなか難しそうなかけ算ですね。
この計算では、
「5をかけることは、2で割ってから10をかけることと同じである」
という暗算テクニックを使うと瞬時に解けるのです。
「5をかけることは、2でわってから10をかけることと同じ」なので、次のように式を変形できます。
248×5=248÷2×10=124×10=1240
この計算なら頭の中ですぐにできそうですね。そして、この暗算法を使うと、次のような計算を瞬時に暗算できます。
86×5=430
282×5=1410
6428×5=32140
一見ややこしそうに見える計算を瞬時に暗算できるのは楽しいものです。算数・数学のほんの一部分である暗算テクニックひとつ取り上げても、このように算数・数学の面白さを垣間見ることができます。
お子さんに算数・数学を教えているお父さん、お母さんは、お子さんが飽きてきたなというタイミングで、このような暗算テクニックを取り上げたらどうでしょう。
お子さんの算数・数学への興味を引き出すことができるのではないでしょうか。