ハイテク大手は人工知能(AI)を巡る熱い競争で後れを取るまいと大金をつぎ込んでいる。AI畑の優れたアイデアや引く手あまたの人材が見つかるのは、小規模な新興企業や学界だ。米半導体大手インテルは今月、AI計算に特化したイスラエルの新興企業ハバナラボを20億ドル(約2200億円)で買収した。AI関連の買収総額が記録的な水準に達する中、過去最大規模の案件となった。近年はアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなどハイテク他社も、配送ロボットから自動運転車に至るまであらゆる能力の改善につなげるため、複雑なアルゴリズムの応用力強化を目指して買収を進めてきた。調査会社ピッチブックによると、アップルは2013年以降、AI関連の新興17社を買収した。
ハイテク大手のAI買収攻勢、狙いは人の頭脳
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