授業が始まる前ごとに、心を落ち着かせ気持ちを切り替えるために行われる「静座」の様子(城北埼玉) 写真提供:城北埼玉中学・高等学校

1月10日、埼玉の別学校は志願者増が鮮明に

 関東地方では1月7日までが松の内というところが多い。七草粥を食べて、無病息災を祈り、新年の活動を始めることになる。

 松の内明けは、中学入試でも、地方の私立中高一貫校が東京入試を行うタイミングである。男子校の北嶺(札幌市)と函館・ラサール(函館市)、共学校の西大和学園(奈良県河合町)は1月8日に、9日には愛媛県松山市の共学校である愛光、そして13日には同じく共学校の佐久長聖(長野県佐久市)が実施する。

 こうした東京入試において、男子校の志願者増加基調が顕著にうかがえた。首都圏では、1月10日が入試解禁日となる埼玉の学校の入試がその先振れだ。

 まずは男子校から見ていこう。10日に入試が行われるのは、川越市にある城西川越と城北埼玉の2校だが、いずれも志願者が増加している。

 締切り前日の9日時点で、城西川越は20%増(前年最終応募者数比)の285人、すでに8日で締め切った城北埼玉が8%増の476人という具合に鮮明な増加基調となっている。

 10日入試の女子校は大妻嵐山(嵐山町)のみである。「まなび力」入試はすでに締め切られ、前年比14%減の51人となった。一般入試は9日時点で、締切り前日の第1回(午前)が前年比21%増の174人、第2回(午後)は同43%増の209人となっている。

 特に午後入試の伸びが大きい。大妻嵐山の最寄り駅は、都心からかなり遠い東武東上線「武蔵嵐山」であり、この地域での大幅増は特筆すべき出来事といえる。