子どもが中学や高校に入学すると自動的に始まる弁当生活。だけど、仕事がたてこんで時間のない日もあれば、買い物に行けなくて冷蔵庫がカラッポの日も、疲労困憊して気力がゼロの朝もある!
そんなピンチの時に役立つのが、史上最ラク&最速の弁当本「てんきち母ちゃんのらくべん!」。「レンチン1回」「冷蔵庫にあるものだけ」「実働3分」でできるのに、見た目もよくて、もちろんおいしい、神レシピが満載です。レンジ調理のみで火も使わないので、料理に慣れてないパパや子どもでも作れます!
3人の子どもに10年以上弁当を作り続けてきた大人気料理ブロガーの井上かなえさんならではの、すごいテクとレシピを詰め込んだ本書から、一部を抜粋して紹介します(こちらは2020年2月8日付け記事を再構成したものです)。
「らくべん」で、最も簡単で万人ウケするレシピとは?
「らくべん!」に載っているレシピはどれも実働5分以内でできるほど簡単ですが、中でも、材料も少なく実働2分でできるのに、万人ウケするのが「甘辛豚丼」です。
主な材料は、豚バラの薄切り肉と、玉ねぎとごはんだけ! 砂糖、オイスターソース、酢、しょうゆがどれも小さじ1という調味料の分量も覚えやすいので、ついついリピートしてしまいます。レシピは下記に書きましたが、気を付けるポイントは、レンジ加熱を終わったら、熱いうちにすぐによくかき混ぜ、そのまま粗熱を取ること。力尽きた日のお弁当に、ぜひ作ってみてください。
「てんきち母ちゃんのらくべん!」は、このほかにも、全部レンチンでできる、史上最速&最ラクの弁当レシピを、200種以上(材料変えを含む)載せています。ぜひ、参考にしてみてください。
(レンジは600Wのもの、容器は15センチ四方の耐熱コンテナを使用しています)。
お酢がポイント!
甘辛豚丼
【材料】(1人分)
豚バラ薄切り肉……80g
玉ねぎ……1/4個(50g)
A 砂糖、オイスターソース、醤油、酢……各小さじ1
薄力粉……小さじ1/2
ごはん、白ごま……各適量
大葉……1枚
【作り方】
1 豚肉は3センチ、玉ねぎは薄切りにする。
2 耐熱コンテナに、玉ねぎ、広げた豚肉、Aを入れて軽くからめ、蓋をのせてレンジで3分加熱し、よく混ぜる。
3 弁当箱にごはんを盛り、大葉をしいて2をのせ、白ごまをふる。
*気をつけるべきポイントは下記写真を参考に!