韓国のサムスン電子は11日、当地で開いたイベントで最新の旗艦スマートフォンを発表した。懐かしくも新しい折り畳み方式を採用したモデルもある。ただ、ここ数年スマホ業界各社を当惑させている疑問に同社も対処しようと引き続き取り組んでいる。その疑問とは、スマホの機能はもう十分だと考えている消費者に、これ以上何を提供できるのかということだ。サムスンがこの日発表したのは、中核の「ギャラクシーS」シリーズでは「S20」の3モデル、それに新たな折り畳み方式の「ギャラクシーZフリップ」だ。「Zフリップ」は、かつての携帯電話のように縦方向に折り畳むが、内側は全てスクリーンになっている。昨年発表した「ギャラクシーフォールド」は本のように折りたたむ方式だった。