若いうちから稼げる!
好業績の企業がズラリ
今回は、上場企業を対象に「平均年齢が20代の企業の年収ランキング」を作成した。勤務年数に応じて役職や給料が上がっていく年功序列型の企業ではなく、若いうちから稼ぎたいという方も多いだろう。決算期は2018年8月期~19年7月期。
1位はLink-U(情報・通信)で、平均年収は638.4万円。平均年齢は29.8歳である。
漫画アプリなどオンライン上でコンテンツを配信する企業を対象に、配信用サーバーの開発や運営を請け負う。小学館や集英社といった大手出版社を中心に収益を伸ばしている。
2~4位は、業績好調な不動産企業が並んだ。2位は、値頃感のある狭小な一戸建て住宅を首都圏で販売するオープンハウス。年収は635.2万円、平均年齢は29.0歳だった。
3位は、関西を地盤に分譲一戸建てを手掛けるウィル。年収は567.1万円、平均年齢は29.5歳。
4位はGA technologiesで、年収は557.4万円、平均年齢は29.6歳。人工知能(AI)を使った不動産のマッチングサイト「RENOSY」の会員数が伸びている。
5位はアトラエ(サービス)で、年収は557.2万円。平均年齢は29.5歳。
人材サービスに膨大なデータや最新技術を活用するHR(Human Resources)テック企業である。成功報酬型のIT・エンジニア向け求人サイト「Green」事業が成長している。
6位は、弁護士や公認会計士、企業の管理部門に特化した転職支援を手掛けるMS-Japan(サービス)。年収は548.6万円、平均年齢は29.3歳。
7位は、中古車販売大手のネクステージ(小売業)。本社は名古屋市にあり、年収は539.1万円、平均年齢は29.6歳。19年11月期の連結純利益は42億円となり、5年連続で過去最高を更新している。