幹部1「新しい『Glaxy(ギャラクシー)S11』では大きな話題を呼ぶ必要がある」幹部2「いいことを思い付いた! 11から19を飛ばしてギャラクシーS20と命名してはどうだろう」幹部1「今は2020年だからか? 完璧だ! だが実際のところ、S10の2倍の良さはあるだろうか」幹部2「それはどうでもいいんじゃないか」韓国のサムスン電子はこうしてS10から一足飛びにS20に変更することを決めたではないかと筆者は想像している。世界のスマートフォン販売が停滞する中、市場シェア首位の維持を目指すサムスンはマーケティングで思い切り奇をてらおうとしているのではないか。だからと言って、サムスンが最新モデルで技術的に首位から陥落すると言っているわけではない。同社が11日に発表し、3月6日に出荷開始予定の「ギャラクシーS20」、「S20+(プラス)」、「S20 Ultra(ウルトラ)」は、いずれもライバル製品が劣って見える優れた機能を備えている。また昨年とは異なり、基本価格は今回1000ドル(約10万9800円)で、ウルトラはもっと高い。