米マクドナルド元社長が明かす
スーパーリッチの日常生活とは

 いったいどんな人がこのコミュニティに住んでいるのだろうか。メールで取材に答えてくれた住民の1人が、ラルフ・アルバレスさん、64歳だ。米マクドナルドの社長を務め、同社のCOOも兼任し、2009年に引退した。その後2013年から2018年までは、日本のレストランチェーンのすかいらーくの会長を務めていた。

 外食産業のキャリア一筋で、仕事でメキシコ、カナダ、ヨーロッパ、全米各地に住んだ経験があり、日本にも数え切れないほど出張したという。現在はフロリダのマイアミビーチの自宅と、このトスカーナクラブの自宅の2拠点で主に過ごしている。妻のグロリアさん(62歳)とは結婚して40年。30代の娘と息子がいる。以下はアルバレスさんへの一問一答だ。

──このトスカーナ・カントリークラブに住もうと思ったきっかけは?

 2004年にトスカーナのディベロッパーのビル・ボーン氏を共通の友人から紹介されました。彼のコチェラ・バレーでの開発の手腕は聞いていましたし、ここのゴルフコースができてすぐに試しにプレーしてみたんです。ロケーションも開発プランも気に入ったので、敷地内に2005年に家を買いました。同時期に友人たちも、敷地内に家を買っていましたね。

米国スーパーリッチの日常に潜入!知られざる「ぶっ飛びセレブ生活」事情邸宅の庭のジャグジーの向こうにグリーンとバンカーが見える

──どんな家を購入しましたか?

 実は、2005年に買った家を売って、2012年に敷地内の別の家に買い換えたんです。4ベッドルームのイタリアン・ヴィラ風の家で、大きなプールとパティオ、さらに美しいゴルフコースの景色が気に入りました。子どもたちとその家族や友人たちをもてなすのに、ちょうどいい大きさです。

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──1日の生活を教えてください。

 朝5時に起きて8時まで仕事をします。私は現在、半分リタイアの身ですが、いまだにアメリカ国内の5社の取締役会のメンバーとして働き、レストラン業界の投資家としても活動しているので。朝8時以降はゴルフをし、クラブのレストランで昼食を食べ、あとは家族や友人とゆっくり過ごします。ジムでは週3~4回運動し、週に2回ほどはクラブ内のレストランに夕食に出かけます。

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