「あの人とは相性が悪い」ということと、「あの人が嫌いだ」ということは本来、別のもの(写真はイメージです) Photo:PIXTA

先日、情報番組で「固定電話恐怖症」が特集され、ネットで話題になりました。会社の電話が鳴ると緊張してしまい業務に支障をきたすという症状ですが、その原因の一つが職場の人たちの目が気になるということ。このように、現代人は「他人からどう見られているのか」という点を気にする人が増えているといいます。他人の目を気にせず、自分らしくのびのびと生きていくためには、どんなことを意識すればよいのでしょうか。そこで前回に続き、『“他人の目”が気にならなくなるたった1つの習慣』(青春出版社)から、苦手な相手との上手な距離の置き方について紹介します。

「相性が悪い」と「嫌い」を一緒にしてはいけない

「あの人とは相性が悪い」ということと、「あの人が嫌いだ」ということは本来、別のものです。しかし、人は往々にしてこれをゴチャゴチャに混同させることがあります。「あの人とは相性が悪いから、私はあの人が嫌いだ」といったように。

「相性が悪い」のは、ある意味、客観的な事実なのでしょう。とはいえ、「嫌い」というのは、その人の個人的な感情です。客観的事実に、あまり個人的な感情を混ぜ込まないほうが賢明です。それが相性の悪い相手との人間関係を悪化させる原因になりやすいからです。また、その相性の悪い相手が自分をどう見ているのかを気にするあまり、自分自身が精神的に振り回される原因になるからです。