【ワシントン】米連邦準備制度理事会(FRB)のリチャード・クラリダ副議長は26日、新型コロナウイルスの流行について、数カ月以内の利下げ再開が必要になるか判断するのは時期尚早との見方を示した。  クラリダ氏は講演で、新型ウイルス流行による混乱が「世界経済の他の部分に波及する可能性がある」とした上で、「影響が及ぶ規模や持続期間について推測するのはまだ早すぎる。見通し変更につながるかどうかについてもだ」と語った。  市場や世界のイベントは、中央銀行関係者に既視感を与えている。FRBは昨年、貿易を巡る不透明感が世界的な景気悪化につながるとの懸念から利下げに踏み切った。