槇原被告の有罪判決からは20年以上が経過しているが、その後も使い続けていたのか。何かのきっかけで再度、手を染めるようになったのか。それとも最近は断ち切れていたのか――。

 公判では、その点もつまびらかにされることになる。

複数の薬物を長期間使用

 前述の通り、瀧さんと沢尻さんが公判で長年にわたり薬物を使用していたことは大きく報じられているのでご存じの通りだ。

 瀧さんは公判で検察側に「20代のころから違法薬物を使用するようになった」と指摘され、判決でも事実として認定された。

 沢尻さんも「初めて薬物を使ったのは10年以上前」と供述していたことが明らかにされ、麻薬取締法違反の罪に問われたMDMAの所持以外にも、罪には問われなかったが組対5課の聴取に「LSDやコカイン、大麻を使ったこともある」と供述していたことも明らかになっている。

 沢尻さんは1月31日の初公判で謝罪と悔恨の言葉を述べ「女優復帰は考えていない」と強調していた。

 2月6日、東京地裁で「発覚しなければよいという安直な動機に基づく犯行で、刑事責任を軽く見ることはできない」として懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受け、同21日確定した。

 瀧さんと沢尻さんの大河ドラマ降板は、各テレビ局や芸能事務所にも波紋を広げた。

 NHKは2月13日、4月以降に放送する番組から、出演者が違法性が疑われる行為と無関係であることを確認し、契約書とは別に文書を交わす方針を明らかにした。

 いわずとも、瀧さんと沢尻さんらの事件を受け、俳優には自覚を促し、芸能事務所には「身体検査をしっかり」というメッセージだ。

 筆者が全国紙社会部の記者時代、同じ記者クラブを担当していたテレビ局のデスクが話していた。

「事件担当の記者には特に、目立つタレントの身辺には警戒してもらっている」