(2)英語に対して好奇心(興味、関心)を持つ

「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。好きなことは頑張らなくても覚えることができ、そうでないことはなかなか身につきません。それは子ども時代を振り返ってみればわかるでしょう。たとえば、鉄道が好きだった子は誰が教えなくても駅名を自然と覚えますが、親に「勉強をしなさい」とせっつかれると、なかなかやる気が起きず、無理やりやったとしても、なかなか頭に入らないものです。

 これは大人でも同じことで、気に入ったことなら素早くできますが、嫌だと思う仕事はなかなかはかどりません。これからもわかるように、英語を身につけたければ、「本当は嫌だけど、頑張って英語を勉強しなくちゃいけない!」などとは思わないことです。そうではなくて、英語に関心を持てるように自分を持っていくことが大切。英語に好奇心が持てるようになれば、たとえ他人からやめろと言われても、やりたくてしかたがなくなるでしょう。そういう域に持っていけばいいのです。

 それにはまず、英語を好きになることです。それは無理だと言う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。どんな人も、好きな英語の歌の1つや2つはあるでしょうし、好きな外国映画もあるのではないでしょうか。そうした親しみやすいものを入り口にして、英語の世界に足を踏み入れればいいのです。英語を習得するからといって、机に向かって本やノートとにらめっこしながら、うんうんうなる必要はありません。

 英語が趣味になれば、「この歌はなんと言っているんだろう」「このセリフはどういう意味なんだろう」と、好奇心が湧いて次々に調べたくなるでしょう。そうして知ったことがらは、苦しむことなく身についてくるのです。

(3)英語をマスターする目標を持つ(マインドセット)

 英語を身につけるうえで、何より大切なのが目的意識です。目的意識というと硬く聞こえますが、要するに英語が使えるようになって、自分にどんなよいことがあるのかを想像するのです。