ムーギー そういった意味では箕輪さんは大いに誤解されているので、今回の対談で、箕輪さんを怪しげな教祖だと誤認しているビジネスパーソンにとっても、含蓄のある話をお伝えできるのではないかと思っています。ではまず、箕輪さんはなぜ今、こんなにも多くの人に支持されていると思いますか?

箕輪 僕が編集者だというところに強みがあるんじゃないかと思います。僕という編集者を介在して、ホリエモンや落合陽一さんといった人たちの本が世に出ていく。僕はあくまでプラットフォームで、起業家やクリエイターといった人たちとの掛け合わせで勝負ができるんですよね。

ムーギー 箕輪さんに憧れて箕輪編集室に参加する人は、そこで劇的に変わっていきますか?

箕輪 箕輪編集室に参加したからといって、劇的に何かが変わるということはないです。そこは誤解されやすいんですけど、小さなことから努力していかないと何者にもなれないというのは、学校にしろ、会社にしろ、箕輪編集室にしろ同じです。それはメンバーには常に伝えていますね。僕のことを嫌いな人たちからは、「信者ビジネスだ」と言われますけど。

ムーギー 楽なショートカットなんてないんだと、ちゃんと伝えているところは誠実ですよね。

箕輪 劇的には変わらないけど、メリットはあると思います。箕輪編集室では毎月のように本を作ったり、動画を制作したり、イベントを開催したりとさまざまなアウトプットがあって、そうしたプロジェクトをチームに任せて回しています。そこにスタッフとして自分の名前がクレジットされるので、それなりに話題になると、機会と拡散、信用が得られます。

ムーギー 体験学習の場になっているんですね。箕輪編集室に入ると、メディアや広告制作、イベントプロデュースなどの分野で、経験を積むことができる。

箕輪 箕輪編集室の10%くらいの人は、そうした実質的な価値をモノにして、活躍していますね。