米政府やIBMなどは、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発加速に向け、全世界の研究者にスーパーコンピューター少なくとも16台を開放すると明らかにした。米科学技術政策局(OSTP)は22日、IBMやエネルギー省国立研究所、アルファベットのグーグル・クラウド、アマゾン・ドット・コムのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、マイクロソフトなどが参画するコンソーシアムを発表した。新型コロナウイルス感染のプロジェクトを行う研究者や政府、民間企業は、22日以降にスーパーコンピューターの利用についてウェブサイトから申請可能。IBMリサーチのディレクター、ダリオ・ジル氏によると、高性能コンピューティングや生物学、疫学に詳しいコンソーシアムの代表者らがプロジェクトの価値や、迅速なワクチン・治療薬の開発につながるかといった内容に基づき申請の可否を判断する。
米、スパコンの利用促進 新型コロナ治療薬開発で
米政府やIBMなどは全世界の研究者に少なくとも16台を開放する
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