コンテスト映えする
ボディとオーラとは?
コンテストに出場する人がよく口にするのは、
「私は背が高くないから、
絶対グランプリになれない」
というネガティブワード。
でも、私には、これがグランプリを
とれなかったときの逃げ言葉に聞こえ、
嫌いでした。
背が低いなら、スラッと
「縦長オーラ」を演出して
輝いて見せればいい!
この本に出てくる姿勢も歩きも、
「上昇志向」がキーワードです。
実は私、19歳のときに
「ミス・ユニバース・ジャパン」に
出場したことがあります。
モデル事務所にも所属したことのない田舎育ちで世間知らず。
ただ単に背が高くて、ちょっとまわりの人から
「きれい」といわれる程度なのに、
「ミス・ユニバース・ジャパン」の意味も知らずに
出場してみました。
ここで学んだことがあります。
それは、普段の自分がそのまま出るということ。
私は自己紹介の最後をこう締めくくりました。
「こんな私ですが、
どうぞよろしくお願いします」
こんな私って……。
これでは受かるはずがありません。
自分を否定している人は
絶対に選ばれないです。
日頃の自信のなさが、
言葉となって出てしまったと
反省しました。
そしてもう一つ。
私より10センチくらい
背の小さい女性が光り輝いていて、
今でも覚えていることがあります。
その女性は、九州在住の笑顔の素敵な人でした。
たったひと言しか話さなかったのですが、
私はその輝く笑顔に瞬く間に心を奪われ、
「この方は選ばれる!」
と素人目に思いました。
すると、そのとおり、
その年の「準グランプリ」になりました。
それでは、村田さんの生の声を
聞いてみましょう。