新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって米経済の少なくとも4分の1が稼働していないことがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とムーディーズ・アナリティックスの分析で明らかになった。エコノミストらは、これだけ大規模にビジネスが停止した例は過去にないと述べている。ムーディーズによれば、米国内ではすべての郡の8割がロックダウン下にあり、これは国内総生産(GDP)の96%近くを占めている。また全50州のうち41州では新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する目的で少なくとも一部のビジネスが停止している。レストランや大学、ジム、そして映画館など「不要不急」とされる数多くの場所が閉鎖されている。分析によれば、米国内の1日当たりの生産は、閉鎖が相次いで発表された直前の3月第1週と比較し、約29%減少している。
米経済生産、新型コロナで「4分の1が停止」=WSJ・ムーディーズ
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