父子の外出で
妻に1人の時間を

 そして3つ目は「消える」ことです。

 先日、ある番組でタレントの上沼恵美子さんとご一緒し、育児休業についての議論となった際、育休をとって家でだらだらしている夫のことを強く非難されていました。

 具体的には、家事もできず、ただゴロゴロして昼になったら「メシは?」と食事を催促するだけの夫です。ご自身の体験談かどうかはわかりませんが、妻からすれば、そういう夫には家から「消えてほしい!」というのです。

 それを聞いて、私は「なるほど!」と思いました。

 家に縛られる妻はずっと家事に追われ、子育てに追われているのです。特に幼い子供を抱えている方は、それこそ24時間365日が多忙で休む時間も余裕もない。だから時には夫が家から「消える」べきなのです。できることなら子供と一緒に。

 それは妻のフィジカル面のみならず、メンタル面のケアとしても効果的です。

 私もさっそく実践しようと、今年1月には父子2人で2泊3日の香港旅行に行ってきました。さらに2月はハワイ、3月は富士山と毎月出掛けています。

 妻は留守を満喫し、リフレッシュしているようです。また、父子2人旅は親子の絆を強固にしますし、自らの父親力の向上にもつながるなど、さまざまなメリットがあると思います。

 ただし、緊急事態宣言により不要不急の外出などは自粛しなければなりませんから、できる範囲で「消える」取り組みを模索していきたいと思います。

 とにかく暗いニュースが多い今日この頃ですが、そのようなときこそ明るく笑顔あふれる家庭は大きな力となります。人類はこれまで幾多の危機を乗り越え、克服してきました。チフス、ペスト、コレラなど多くの伝染病とも戦い、勝利してきました。家族で力を合わせ、前向きな気持ちと行動でこの難局を乗り越えていきましょう。