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レビュー

 最高の結果を出す「究極のリーダー」に必要なものは、カリスマ性でもマネジメント術でもない。「ワクワク」することだ――それが本書『世界一ワクワクするリーダーの教科書』の主張である。

『世界一ワクワクするリーダーの教科書』
『世界一ワクワクするリーダーの教科書』 大嶋啓介著 きずな出版刊 1500円+税

 著者、大嶋啓介氏は、テレビなどで取り上げられて話題になった「本気の朝礼」を行う「居酒屋てっぺん」の経営者で、指導した高校を軒並み甲子園出場に導くメンタルトレーナーでもある。本書ではそんな著者が、経営者として、そしてメンタルトレーナーとしての経験をもとにして、「いかにワクワクすることが大切か」「いかに仲間をワクワクさせるか」を豊富な事例とともに解説している。本書はまさに、リーダーを「ワクワク」へと導く教科書である。

 大人になるにつれて、ついつい「不可能だ」「非現実的だ」と、自分の限界を決めつけ、諦めてしまうようになる。しかし大切なことは、諦めてしまう前に、自分の心に従い、ワクワク感を持つこと。そして自分だけでなく、仲間もワクワクさせることだ。

 本書は、自分やチームに限界はないことを教えてくれる。著者の熱き思いがこもった文章を読んでいるうちに、きっとテンションが上がってくるだろう。あなたは既にその時点で「究極のリーダー」への一歩を踏み出しているのだ。

 チームを率いるリーダーの方はもちろん、最近ワクワクしていない方、やる気を取り戻したい方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊である。元気やワクワク感が湧いてくるはずだ。(木下隆志)