ミーティング
新型コロナで「崖っぷち」のビジネスが続々。でも、起死回生のチャンスはある(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ倒産の会社が続出か
リスク回避のために今考えるべきこと

 最初に身も蓋もない厳しい話を述べますが、私は今年度の上半期が終わる9月までに、コロナ倒産する会社が続出すると予測しています。世界恐慌並みの大不況になるという観測もある通り、そもそもまともな営業ができない一方でキャッシュばかりが出ていく状況では、大企業であれ零細企業であれ、もつわけがありません。

 航空業界でいえば、LCCは運航できなくても毎月航空機のリース料がかかります。可能かどうかは別として、かなりの人数の従業員をリストラないしは雇い止めしたとしても、会社は長くはもちません。

 小規模な飲食店の場合、立地が良くてたとえば家賃が月35万円程度かかるお店なら、お客が激減している中、従業員を家族だけに減らしても、家賃を払い続けることは難しいでしょう。積極的に営業を休止しなければいけない夜のお店なら、状況はなおさら厳しいわけです。

 安倍総理が「長期戦になります」と断言している中、この状況が1カ月程度で終わる可能性は低い。「どう頑張っても無理だ」と思ったならば、経営者は早く会社整理の判断をする方が再起しやすい場合だってあるのです。

 ただ、そんな厳しい話ばかりだと気が滅入ってきます。ここから先は、「お客が減って困っている会社は、コロナ倒産を回避するためにどんなことができるのか」について、前向きな意見を述べたいと思います。

 今年の2月後半に日米で株価が暴落したときの話です。主要株が大幅に下落する米国市場を眺めていたら、特定の銘柄が比較的早いタイミングで反転して、上昇していることに気づきました。

 どんな株が反転したかというと、アマゾン、ネットフリックス、そしてウォルマートでした。コロナショックで巣ごもり需要が増えるので、アマゾンとネットフリックスはわかりやすい。EC通販の取り扱いが増えているし、自宅で動画配信を高頻度で観る人も増えているので、この2社の売り上げは確実に上がっていきそうです。