マイナス金利を奇妙だと思うなら、1バレル当たりマイナス37ドルの原油相場はどうだろうか。これは、20日のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の5月渡しの先物相場が、一時記録した水準だ。言い換えると、この条件なら、バスタブを満たすのに水でなく原油を使った方が安上がりということだ。  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と世界的リセッション(景気後退)で需要が崩壊する中、原油市場の混乱はまさにこうした状況だ。実際の原油価格は0ドル未満ではない。