総予測2026Photo:Bloomberg/gettyimages

海外メーカーの攻勢により、エレクトロニクス分野での日本の存在感が低下している。そんな中、国内電機各社は「選択と集中」によって生き残りを図ってきた。2026年はエレキ大手が構造転換を完成させることで、電機業界に“新秩序”が到来することになりそうだ。特集『総予測2026』の本稿では、国内電機業界の26年の展望を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

電機各社の独自色が鮮明に!
「非エレキ」の成否が勝敗を分ける

 かつて日本の“お家芸”だったエレクトロニクスは、中国や韓国など海外勢の攻勢を受け、プレゼンスが低下している。

 そんな中、国内電機各社は「非エレキ」の得意分野にリソースを集中させてきた。次ページの表で見るように、各社の独自色が鮮明になり、業界に「新秩序」が到来しつつあるのだ。

次ページでは、「脱家電」を進める日立や、ITへのシフトを進める富士通とNEC、リストラ中のパナソニックと三菱電機、エンタメに舵を切るソニーグループなど、電機大手8社の展望を徹底予測する。勝敗のカギを握るのは「非エレキ」の成否だ。