アップルとアマゾン・ドット・コムはいずれも、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とその余波を問題なく切り抜けられそうだ。だが、iPhone(アイフォーン)を主力商品とするアップルには前途により厳しい道が待ち構えている。マイクロソフトやフェイスブック、グーグル親会社アルファベットといった他の巨大IT(情報技術)企業と同じく、アップルとアマゾンの1-3月期売上高はウォール街の予想を上回った。30日に発表された決算で恐らく最大の驚きはアップルだろう。売上高はアナリスト予想の前年同期比6%減に反し、同1%増の583億ドルとなった。一方、アマゾンの売上高はアナリスト予想(23%増)を超え、26%増の755億ドルだった。
アップルは乗り切り、アマゾンは一段と成長 コロナ危機
1-3月期売上高がアナリスト予想を上回った両社の違いは
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