米厚生省(HHS)の要職から解任されたワクチン専門家、リック・ブライト氏は14日に議会下院で証言し、トランプ政権関係者は新型コロナウイルスの危険性に対する自身の警告に耳を傾けることを拒んだと述べた。ブライト氏はまた、ドナルド・トランプ大統領が新型コロナ治療薬候補として推奨していた抗マラリア薬を自身は支持しなかったために異動させられたと語った。  ブライト氏は4月、HHSの生物医学先端研究開発局(BARDA)責任者の職を解かれ、決定を不服として連邦政府の監視機関、特殊検察官局(OSC)に異議を申し立てていた。