バカ者と呼ばれるだけで済めばいいのだが、今回のようにそれが別の犯罪の引き金になる可能性もある。

レンタカー会社の
不法駐車が急増

 もうひとつ、多くの住民を悩ませているのがレンタカー会社による不法駐車の急増だ。レンタカー会社は、貸し出し用の車両を多数保有している。普段は観光客やビジネス客が多いロサンゼルスだけに、クルマの大部分は貸し出されて出払っている。ところがウイルス騒ぎで旅行業界は壊滅状態。当然の話だが、ロサンゼルスを訪れる旅行客やビジネスパーソンは減少し、レンタカー需要は激減している。

イラスト:安田雅章

 このためレンタカー会社によっては、自社の駐車スペースに入りきらないクルマを付近の路上や公園の駐車場などに止めざるを得ない状況になっている。開幕が延期となっているプロ野球、ドジャーズのスタジアムに某レンタカー会社の車両が大量に駐車されていた、という報道もあった。

 レンタカー会社としては、抱えているクルマを処分することもままならない。需要が戻れば必要なクルマであり、保管方法に頭を痛めている、という。レンタカー需要が最も多い空港付近には、多くのレンタカーが配置されているが、毎日のパーキング料金を支払うのも大変だ。