【ソウル】韓国の保健当局者は、回復した新型コロナウイルス患者が検査で再陽性結果が出ていた問題で、他人へのウイルス感染はなかったことを確認した。完治後のウイルス再活性化が懸念されていたが、検査でたまたま陽性結果が出たとの見方が強まっている。  研究結果はまだ暫定的で、保健当局は回復患者が免疫を構築したか、もしくはウイルスがいったん休止した後に再活性化しないか、調査を継続するとしている。  韓国の疾病対策センター(CDC)は今回の研究結果を受けて、19日から退院患者の隔離義務を解除。また再陽性のケースについては「再検出」と呼び、「再発」との言葉を使うことをやめた。