今回の株価回復は、ひとえにFRBの政策によるものだ。従って今後の注目点は、経済の回復を見てFRBが金融緩和政策を後退させる可能性についてだろう。

 また、現時点でその心配をするのは早すぎるのだが、将来、金融緩和政策が正当化できなくなるようなインフレ状況が起きた場合、FRBが引き締めに転じて、株価の長期低迷期に入る可能性があり得る。米国の消費者物価上昇率が「3%」を超えるようになると危ないので、この点には注意しておきたい。

 それまで投資家は、自分にとって適当な大きさのリスクをじっと持って投資を続けることが適切だろう。

 積立投資を行っている投資家は、将来に備えてお金を蓄えておくことの必要性に変化はないのだから、積立投資を継続するべきだ。