「勝手に」始めるのがおもしろい
河原:旗振り役を担う中で、廣瀬さんからコミュニティに対して何かリクエストをしたりすることもありますか。「このコミュニティは、こうあるべきだ」とか。
廣瀬:基本的に口出しはしません。やっぱり、誰かの指示を受けて動くコミュニティは長続きししません。自律的に動いているコミュニティでなければ活性化しないんですよ。
「勝手にやってる感」は非常に大事だと思います。「僕はこれをやっている、勝手に」「私はこれをやりたい、勝手に」と、それぞれが好きなことに取り組んだら、みんながどんどん新しいことに挑戦できると思うんです。
だから、私の立場では「どんどん、勝手にやっちゃいなよ!」と言っています。もちろん、私たちが立てた旗と方向は同じである必要はありますが、勝手にプロジェクトを始める人がどれくらいるかというのは、コミュニティが盛り上がっているかどうかの一つのバロメーターになると思います。