未婚者に聞いたデータのため、年齢が上がれば上がるほど希望結婚年齢が上昇することは当たり前だとは思うが、実際の平均初婚年齢である。

男性……30.5歳
女性……28.8歳

 を考えると、18歳~24歳のときには、だいぶ早く結婚を想定していたことがわかる。実情の認識に追いつくのは25歳からだが、早期の結婚を望みながらも「晩婚化」に流されていく現状がうかがえよう。


● ロス婚の福音

 ここまで見てきた通り、結婚に関するデータを検証してみると、結婚を新たな視点で見つめ直すことができる。最後のデータにあるように希望結婚年齢がどんどん後ろ倒しにならないためにも、自分の認識と現実のデータがどのように食い違っているのか、参考にしていただければ幸いだ。

 今回調べただけでも、政府、民間問わず、結婚や恋愛にまつわる様々なデータが発表されていることがわかった。少子化、晩婚化が止まらず、結婚自体が制度疲労を起こしている状況をどのように食い止めるか、現状を把握してから対策を練る必要性に迫られていのだろう。

「結婚には数字なんかではなく、愛が一番重要だ」との意見もあるかと思うが、大局的な視点で見れば、データを細かく検証して現実を直視することが、結婚というゴールに至る早道であるように思える。

 男女の意見の相違はあるだろう。しかし、なんとか折り合いをつけて少子化、晩婚化を食い止めたいものである。

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