片づけのプロが実践する“ありもの収納”
絶対失敗しないための大原則

 片づけのスタイルは大きく2つ。「しまうときに丁寧に分けて、取り出すときに楽をする」か「しまうときに楽をして、取り出すときに丁寧に見て選ぶか」のどちらかです。

 しまうときに手間をかけるスタイルは「時間があるときに、後でまとめてやろう」の先送りにつながります。そのため片づけが好きでない人ほど、後者のスタイルを取るべきです。

 収納グッズを用意して“片づけモード”になると、どうしても「細かく分けていく」作業をしてしまいがちですが、それはリバウンドの元。ジッパーバッグも紙袋も箱も、できるだけ大きなサイズを使って大まかにまとめていくのが原則と覚えておいてください

 片付けでありがちな具体例で考えていきましょう。

例(1)洗面台からバラバラの化粧品サンプルやアメニティグッズが出てきたとき

・すべて旅行用で、全体の量が抑えめであれば「旅行用持ち出し一式」でひとつの大きなジッパーバッグに“まとめる”
・全体の量が少し多めであれば「化粧品のボトル&パウチ」「ボディケアのボトル&パウチ」「コットンその他」など、最大3つくらいのかたまりになるよう“まとめる”

 これ以上細かくすると、今後の管理の手間が嵩みますし、そもそも使い切るのも難しい量になってくると思われるのでNG。こうすることで、これ以上は持たない、という目安にもなります。

例(2)クローゼットの引き出しで、バラバラの靴下類を整理するとき

・オンシーズンものは「靴下」「ストッキング」「レギンス&トレンカ」など、最大3つくらいのかたまりになるよう、紙袋で作った間仕切りケースに“まとめる”
・オフシーズンものは「冬物」として、モコモコ靴下、タイツなどを1、2個の大きなジッパーバッグに“まとめる”

 仕分け作業をしていて悩んだときは、「この方法で、しまうときに楽だと思えるか?」と自分に問いかけてみると良いでしょう。