コスパの良いオンライン飲み会、でもリアルな飲み会ならではのメリットも…(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナによる影響で外出自粛が叫ばれる中、流行しているのが「オンライン飲み会」である。オンライン飲み会に参加した人たちの声を聞くと、良しあしがあるようだ。実際に店で飲む「リアル飲み会」と何が違うのか、取材した。(フリーライター 武藤弘樹)

オンライン飲み会は「悪くない」 
実態はいかに!?

 外出自粛を受けて、オンライン飲み会(LINEやZoomなどのオンライン通話システムを使って自宅にいながら飲み会を開催すること)が一気に世に広まった。3密を避けるために多くの人が真っ先に外食や“飲み”を控えたが、家で晩酌するのと誰かと飲むのでははっきりテイストが違う。飲みは文化であり、単なるアルコールの摂取活動ではないのである。 
 
 「飲み会へ行きたいけど無理だし、仕方ないからオンラインで飲み会しよう」という人たちが増えてきて、実際やってみたら悪くなく、むしろメリットも複数ある。定着度合いはまだ測れていないが、市井の声を聞いている印象だとコロナ禍以前より確実に浸透したようだ。
 
 飲み会の記事を書こうとしておいてなんだが、実は筆者は下戸である。飲み会に参加することはあるが頻度は少なく、従ってオンライン飲み会の経験もない。とはいえ、コロナ禍によって、やむなく広まったこの最先端のカルチャーは非常に興味深く、その実態をのぞき見たいと思う。

コスパ良し、リラックス効果高し
オンライン飲み会のメリット

 まず、オンライン飲み会のメリットから取り上げていきたい。
 
 「飲み屋さんに行くより断然安上がり。女子会だとおいしいものが食べられて雰囲気のいいお店に行くから、一回行くだけで結構かかる。オンライン飲みは自分が飲み食いしたいものをコンビニかスーパーで買ってくるだけ」(33歳女性)
 
 「割り勘の不公平感がない。自分は小食で、量もそんなに飲まないので、オンライン飲みはその点ありがたい。今までは割り勘でも“割高な分は場に参加するお楽しみ料”と考えていたので不公平感を自覚したことがそんなになかったが、オンライン飲みをやって『えっ、これしかかかってない!』と驚いたと同時に『ああ、普通の飲み会はやっぱり割高なんだな』と、気づかなくてもいいことに気づいてしまった」(28歳男性)