ほとんどの企業や組織では、50代で年収が最大化します。当然、待遇に見合った成果を求められます。組織やチーム全体のパフォーマンス向上、マネジメント、後進の育成、技術の継承といった役割責任も最大化します。さらに、役職定年・早期退職、親の介護、自身の健康……といった、40代には他人事だったテーマが立ちはだかります。

 定年が65歳に延びる企業が多いとはいっても、60歳になった時点で新入社員レベルの条件での再雇用になるケースがほとんどです。つまり50代は、サラリーマン人生が事実上「試合終了」に向かう10年間なのです。

 50代は、40代の延長ではありません。“50代モード”にシフトチェンジする必要があります。

1万人から聞いた「50代を後悔している」理由とは

 リクルートの営業マン時代、なんとかよりよい未来にしようと、社内外の大手~中小企業の経営者や管理職の諸先輩にアドバイスを求め始めました。独立してから今までに、講師を務める研修のセッションや取材でアドバイスを頂いた方を合わせると1万人を超えました。その中で、50代へのメッセージとして最も大きかったのは

・50歳になったときに、『意識』を変えるべきだった。
・「もういいや」はもちろん、「まだまだ頑張るぞ」だけでは危ない。
・『自分が存在した証として、55歳の役職定年、60歳の定年までに会社に何を残したのか』という意識を持って、仕事のしかたを変えておけばよかった……

 という声でした。

 では、この「1万人インタビュー」で頂いた様々なメッセージの中から具体的に、「50代を後悔している理由ランキング」トップ3をご紹介します。