日本の自動車輸出は、6月は対前年比半減の状態だ。国内販売は「半減」から回復はしたが、それでも2割減だ。
トヨタの見通しでは、2020年の世界販売は前年比2割以上減少し、利益が8割減少する。
自動車産業は、コロナショックに生き残れるか? そして、コロナ後の「ニューノーマル(新しい日常)」や百年に一度といわれる「大変化」に対応できるか?
自動車輸出は前年比「半減」
国内販売2割減、世界生産6割減
7月20日に発表された6月の貿易統計(速報)で、自動車関係の輸出の大幅な落ち込みが続いていることが分かった。
対前年比で、自動車が49.9%減、自動車部品が52.3%減と、ほぼ半減の状態だ。 対米の自動車輸出は63.3%の減だ。