――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  ソニーは、巣ごもり需要がゲーム販売の追い風となり、新たに「高得点」をたたき出した。すでに次のレベルも手に届くところにあるようだ。年内に新型家庭用ゲーム機の投入を予定しているためだ。  同社が4日発表した4-6月期決算では、営業利益がS&P500グローバル・マーケット・インテリジェンスがまとめたアナリスト予想を63%上回った。外出自粛が追い風となり、ゲーム部門の売上高を32%押し上げた。その多くはゲームソフトではなく、ダウンロード型のゲームであるため、利益率はより高いことになる。