利用者3万人以上の海水浴場は
18カ所の静岡県が最多

 今回の海水浴場人気ランキングは、利用者数が3万人以上の173カ所を対象にしている。都道府県別に内訳を見ると、該当する海水浴場が最も多かったのは静岡県で、18カ所あった。

 次が新潟県と千葉県で、各15カ所だった。神奈川県は14カ所、兵庫県と和歌山県がそれぞれ7カ所となっている。青森、福井、茨城、京都、山口の5府県は6カ所で並んだ。

 最後に、前回の「海水浴場開設率・都道府県ランキング」でも指摘したが、今年は全国で4割の海水浴場が開設中止となっている(7月16日時点、海上保安庁調べ)。

 不開設でも砂浜への出入りは可能だが、遊泳区域を示すブイはなくライフセーバーもいないので、泳ぐのは非常に危険だ。この夏、海水浴には、必ず海水浴場が開設しているかどうかを確かめてから出掛けてほしい。

 また、開設している場合でも、新型コロナウイルスの感染防止の観点から“3密”を防ぐため、更衣室や売店などを設けないケースが多い。例年以上にしっかりとした準備が必要になるので、この点にもぜひ留意してほしい。

 一つの海水浴場がオープンを見合わせると、周囲で開設している海水浴場に人が集中する可能性が出てくる。周辺の開設・不開設状況を押さえれば、今回の人気ランキングは行き先候補地の混雑度合いを推測するのに役立つはずだ。活用してほしい。

(ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)