日本国内に出回る投資信託の数は、今や約6000本。これだけたくさんの商品があると、「投資信託で資産運用を始めてみたいけれど、どれを選べばいいかかわからない!」と迷ってしまう人も多いことでしょう。本連載では、最新刊『全面改訂 投資信託選びでいちばん知りたいこと』(ダイヤモンド社)を上梓した世界No.1投信評価会社「モーニングスター」トップの朝倉智也氏が、投資信託の賢い選び方をわかりやすくレクチャーします。さあ、あなたも「長期・分散・積立投資」で、人生100年時代の長生きリスクに今から備えましょう!

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過去20年間でアクティブファンドの半数以上が
TOPIXを上回ったのは6年だけ

 インデックスファンドとアクティブファンドの特徴を知ると、「運用のプロがインデックスを上回る運用成績を目指すなら、アクティブファンドのほうが儲かるのではないか?」と考える人が多いかもしれません。

 しかし、プロが運用するからといって高い運用成績が期待できるとは限りません。それどころか、実はアクティブファンドはインデックスファンドに勝てていないものが多いのが実情なのです。

 下図は、日本株で運用されているアクティブファンドについて、TOPIXを上回る運用成績をあげたものがどれくらいあったかを調べたデータです。

 毎年のデータを見ると、過去20年間でアクティブファンドの半数以上がTOPIXを上回ったのは6年だけだったことがわかります。