米民主党は今週、全国大会を開催し、大統領選に向けた政策綱領を正式に採択する。政策綱領では、誰もが利用できる医療を掲げ、中国の貿易慣行を非難しているが、国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」や温暖化対策の「グリーン・ニューディール」、警察予算の打ち切りなど、プログレッシブ(進歩主義的)な政策提案は避けている。代議員らは今月、この政策綱領について遠隔投票を行った。綱領は主に象徴的なものであり、候補者はその内容を支持する必要はないが、党の優先事項と政策目標に関する正式な指針となる。この綱領には、大統領候補に内定しているジョー・バイデン前副大統領と、彼の主な対抗馬だったバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)の支持者らで構成されるタスクフォース(作業部会)の提言が大いに反映されている。
米民主党の2020年政策綱領、早わかりQ
有料会員限定
あなたにおすすめ