米民主党は18日の党全国大会で、大統領選候補にジョー・バイデン前副大統領を正式指名した。同氏は予備選で幅広い党員からの支持を得て劣勢をはね返し、30年来の悲願を達成したことになる。オンライン形式で開かれている党大会2日目となったこの日、代議員による投票が行われ、バイデン氏が米東部時間18日午後10時(日本時間19日午前11時)過ぎに正式指名を受けるために必要な支持を得た。党大会では前日に続き冒頭4時間をかけ、過去4年間にわたるドナルド・トランプ大統領のリーダーシップについて同党期待の若手らが批判を展開させた。バイデン氏は中道派候補として予備選に出馬。黒人や郊外の有権者、そして高齢者票をまとめ指名を勝ち取った。