アメリカン航空グループは10月1日付で従業員1万9000人を削減すると発表した。新型コロナウイルス流行に伴う旅行需要の低迷に対応する。  人員削減は退職と一時帰休を組み合わせて実施し、従業員数は3月時点から約30%少ない水準に減る。  パイロットや客室乗務員、航空整備士などを一時帰休を通じて1万7500人、管理職や事務職の人員も1500人減らす。削減は傘下の地域航空会社2社の人員も対象となる。  アメリカン航空は7月、約2万5000人の従業員に対し人員整理の対象になる可能性があることを通告していた。 。