中東訪問中のマイク・ポンペオ米国務長官は25日、前日に聖地エルサレムで録画した演説を通じて共和党全国大会のプライムタイム枠に出演する。ドナルド・トランプ米大統領のおかげで米国がより安全になったなどと述べる予定。ポンペオ氏は同日、「トランプ大統領は米国の安全を守り、われわれの多くの自由を守った」とツイート。「大統領がそのミッションをどのように成し遂げたか、今夜共有できることを楽しみにしている」とした。これに対し、元外交官や民主党議員らは、外交と政治の従来の境界線を越えるものだと反発している。下院外交委員会の副委員長を務めるホアキン・カストロ下院議員(民主、テキサス州)は、今回の演説が国務省規則に違反していないか調査すると発言。また、行政機関職員による政治活動を禁じる「ハッチ法」に違反していないかも確認するとしている。
ポンペオ国務長官のトランプ氏応援演説に批判、中東歴訪中に録画
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