これぞ意欲作!新型ルークスは、すべてを小型車基準で作り上げた“スーパートールワゴン”。Kカー激戦区に投入されたニューカマーである。スタイリングはハンサムで落ち着いた印象。大開口の両側スライドドアを装備し、キャビンは室内長2200mmの広々設計。全車速対応ACC(=プロパイロット)をはじめ先進機能を満載する。新型は取り回し性に優れ、快適/便利/先進の三拍子が揃った、まさに“小さな大物”。新たな日本の国民車の魅力を探った!
好評のデイズをベースにした
“スーパーハイトワゴン”
日産ルークスを頻繁に街で見かけるようになってきた。新型(3rdモデル)は、好評のデイズをベースにした“スーパーハイトワゴン”。三菱eKスペース・シリーズとは兄弟車の関係にある。
ラインアップはスポーティ指向のハイウェイスターと、ジェントルな標準車、そして特別仕様のオーテックの3シリーズ。パワーユニットは全車モーター(2kW/40Nm)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様。エンジンは自然吸気(52ps/60Nm)を主体に、ハイウェイスターにはターボ(64ps/100Nm)を設定する。
試乗車はハイウェイスターXプロパイロットエディション。自然吸気ユニットを積み、日産自慢の安全運転支援システムが充実した販売主力グレードである。駆動方式はFFだ。