ドナルド・トランプ米大統領は17日の選挙集会で、新型コロナウイルス流行で経済的な打撃を受けている農家向けに130億ドル(約1兆3600億円)規模の新たな支援策を発表した。農村の有権者からの支持を増やす狙いがある。空港の格納庫で演説したトランプ氏は「ウィスコンシン州の農家に対するさらなる支援を発表できることを誇りに思う」と述べた。農業生産に大きく依存しているウィスコンシン州は、11月の大統領選で重要な接戦州になると見られている。同州では16年大統領選で、トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を僅差で破った。世論調査では民主党大統領候補のジョー・バイデン氏の後塵(こうじん)を拝している。
トランプ氏、1.4兆円の農家支援策発表 激戦州ウィスコンシンで
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