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Double Income(夫婦2人の収入)、No Kids(子どもがいない)の頭文字を取った言葉「DINKs(ディンクス)」。子どもを作らない選択をした共働きの夫婦のこと。しかし、一口にDINKsといっても、その選択をした理由は夫婦それぞれであるし、どのような生活を送っているかも夫婦によって違う。令和のDINKsのスタイルを探る。今回はシリーズ6回目。(フリーライター ふくだりょうこ)

出会いは競技ダンス 
公私ともにかけがえのないパートナー

「現役のころはケンカも多かったんですけど、引退してからは穏やかなものです。楽しく暮らしていますよ」
 
 今回、お話を聞いたのは43歳のアカネさん(仮名)だ。ある企業でシステムエンジニアとして働いている。夫のサトシさん(仮名)は医療従事者で、2つ年下の41歳。結婚して今年で13年目になる。一見、接点がなさそうな2人をつないだのは競技ダンスだった。
 
「ムーブメントにもなった映画『Shall We ダンス?』(※)を見たことをきっかけに教室に通い始めました。最初は興味本位で始めたのですが、同い年の男性とカップルを組んで競技会に出てみたらハマってしまって」(アカネさん)

※1996年公開の日本映画。周防正行監督。2004年にはアメリカでリメーク版が公開された。
 
 競技ダンスでは、女性をパートナー、男性をリーダーと言うのだそうだが、当時、リーダーだった男性が競技ダンスをやめてしまう。アカネさんは新たな相手を探さなければならなくなった。