米大統領選にカマラ・ハリス上院議員(民主、カリフォルニア州)が副大統領候補として加わると同時に、ジョー・バイデン前副大統領に多額の政治献金が流れ込んだ。ハリス氏はさらに、地元州でセレブが集う業界――ハリウッド――から忠実な支持基盤も引き連れている。ハリス氏が初めて単独で実施した資金集めには、女優ミンディ・カリングやリース・ウィザースプーン、テレビ監督ションダ・ライムズが共同主催者に名を連ね、参加費は500ドルから10万ドル(約5万3000円~1050万円)までと幅広かった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した招待状で明らかになった。最近のハリス氏の資金調達イベントでは、歌手のビリー・ポーターがミュージカル「ウィズ」から「Home(ホーム)」を熱唱。俳優スターリング・K・ブラウンとケイト・ハドソンも別のイベントに参加した。連邦選挙委員会への提出資料によると、ハリス氏が副大統領候補に指名された際、サラ・ポールソンとジョン・クライヤーの2人の俳優はバイデン陣営に初めて献金した。
バイデン陣営にハリウッド献金続々、ハリス氏が引力
副大統領候補はエンターテインメント業界の女性や有色人種の人々と近い
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