夕食からの準備で
睡眠の質を上げる

 疲労を回復する睡眠を得るには「夜の過ごし方にもコツがある」と、福田氏はアドバイスを送る。

「夕食は、就寝時間の3時間前には済ませましょう。入浴時は、38~40℃のぬるめの湯船に15分間漬かると体が温まり、血行促進、自律神経コントロールなど、さまざまなメリットがあります。入浴後、深部体温が下がって入眠しやすくなるのが90分後なので、就寝の90分前にお風呂に入るのが理想ですね」

 熱い風呂に入りたい人は深部体温が下がるまでに時間がかかるので、就寝3時間前の入浴が望ましい。

「就寝時間も統一するのがベストです。就寝1時間前には、部屋の明るさを絞って寝る準備をします。夜になっても部屋の中が明るいと、脳が活発化して交感神経が優位になり、寝付きが悪くなるのです。在宅ワークでは、深夜まで働いてしまう人も多いですが、寝る直前までパソコンで仕事をするのはNG。パソコンやスマートフォンの明かりも刺激になるので、就寝1時間前から使用を控えましょう」

 ベッドの中でもスマホを触っていると、寝付きにくく睡眠の質を下げるとか。スマホを目覚ましにしている人は「目覚まし時計」に変えて、寝室にスマホを持ち込まない。これが疲労回復への近道だ。

 また、疲労回復アイテムを活用すれば、効率的に在宅ワーク疲れを解消できる、と福田氏。福田氏のおすすめは「リカバリーウエア」と「エプソムソルトの入浴剤」のふたつ。

「近年人気の『リカバリーウエア』は、着るだけで副交感神経を優位にしてくれるので、とても手軽に続けられます。私がおすすめしているのは。小島衣料の『リフランス』というパジャマです。綿100%で肌にやさしく、数種類の天然鉱石の混合体をコーディングした、一般医療機器でもあります。もうひとつの『エプソムソルト』は、硫酸マグネシウムを使った入浴剤のこと。エプソムソルトを湯船に入れると、体が早く温まります」

 生活リズムを整えて睡眠の質を上げ、疲労回復アイテムも併用すると在宅ワーク疲れの蓄積を防げるという。

「難しいと思うかもしれませんが、疲労を放置すると体調不良やメンタル面の不調を招きます。何より、朝起きて太陽を浴びたり、夜に湯船に漬かったりするのはすべて今日から始められる生活習慣です。ぜひ実践していただきたいですね」

 在宅ワーク疲れは、その日のうちに解消する。ちょっとした意識改革で仕事のパフォーマンスが格段に上がるかも?