米民主党が過半数を占める下院司法委員会の反トラスト小委員会は6日、議会に対して巨大ハイテク企業のGAFA(アルファベット傘下グーグル、アップル、 フェイスブック 、アマゾン・ドット・コム)のオンラインプラットフォームを他の事業から分離するよう求めた。これらの企業は市場支配力を使って他社やイノベーションを締め出していると指摘した。同小委の民主党スタッフが6日に提出した報告書は、4社の市場支配力を1年4カ月にわたって調査しまとめたもの。フェイスブックとグーグルは独占力を持っており、アップルとアマゾンは「大幅かつ永続性のある市場支配力」を有していると指摘。これらの企業による支配を抑制できなかった反トラスト(独占禁止)規制当局を批判した。